ライフスタイル

【レビュー】Satechi USB 3.0 Premium Alminum Hub を試してみた

 本日レビューを書く商品は、

Satechi USB 3.0 プレミアム アルミニウム 10ポートハブ ST-U310PA

 
 です。


 

 レビューの流れ

商品概要
なぜこの商品を選んだのか
サイズと設置について
肝心のデザインは
性能について
注意するべき点は
まとめ

 

 商品概要

セルフパワーのUSB3.0ハブです。
ポート数は10ポート。
内訳はUSB3.0が7ポート、充電用が3ポートとなっています。
充電用については1ポートが5V/2.0Aで、残り2ポートが5V/1.0Aです。

 

 なぜこの商品を選んだのか?

 自分の利用しているパソコンがVAIO Tap21でUSBポートが2つしか存在しなかったので、USBハブは必須アイテムだったからです。

 現在、自分がパソコンを利用している状況は、

USBメモリは常時2個ほど抜き差しして持ち歩くことがある。
キーボードとトラックボール用に2つのUSBポートは必須。
もちろんプリンタもつなぐ。
外付けBDも利用するので、給電ポートも欲しい。
PC近くのコンセントはACアダプタで一杯だがスマホとタブレットの充電もしたい。

 
 というものでした。

 今回、そんな私のわがままなリクエストに応えられたのが、『SATECHIの USB 3.0 プレミアム アルミニウム 10ポートハブ』だったわけです。

 この商品を選んだ理由は、

まずルックスが良いこと。
ポート数は 5ポート以上あり、充電用ポートも備えていること。

 
の2点を重視して選びました。
 

 サイズと設置について

 SATECHI社製の4ポートのハブを横に2つ並べたようなサイズとフォルムです。本体サイズを実測したところ、おおよそ『横18.5cm 奥行き:6.5㎝弱、高さ:3.5㎝弱』でした。
 
 注意すべきはセルフパワーの商品のため、右に電源ケーブル、左にUSBケーブルと左右にケーブルを刺さなくてはいけないため、予想以上に幅を取る点です。横は最低でも25㎝は必要になると思います。

 また付属のUSBケーブルはきちんとシールドされているケーブルのようで、太く硬いので取り回しにも気を使う必要があるかもしれません。

20151112-017
 現在の私の卓上のレイアウトですと縦方向に置いていますが、設置サイズとしては長辺で30cmくらいを要しています。
 

 肝心のデザインは

20151112-012
 本体デザインは御覧の通りスマートです。USBメモリを差し込む際も角度がついているので抜き差しがし易くなっています。

 アルミ製の外装は最初ひんやりしますが、手ざわりは強めのブラッシュドアルミニウム仕上げになっていますので、ツルツル・スベスベ・ペタペタというような金属を触れた時のイメージではなく、サラサラという手ざわりであたたかみのある感触です。

 また通電中はほんのりと温かくなります。

20151112-018
 サイドにあるシルバーの円状部分と底部はプラスティックが利用されています。ここにもアルミの外装が使われていれば、ポイントが高かったのですが残念ながらプラスティックでした。

20151112-011
 USBケーブルと電源ケーブルは白色でお揃いです。これも含めて銀×白でアップル社のテイストなのだと思います。

 ブランド名は左下に派手すぎず小さすぎず。このブランド名を配置するバランス感覚がSATECHI社はかなり上手だと思います(先日レビューしたデスクマットでもそうでした)

 せっかくでしたら黒のプリントでなく、文字は削るなどして凹凸をうまく使うとさらに高級感が増すと思います。

20151112-013
 裏面には滑り止めが底面の左右に張られています。これはしっかりと滑り止めの役割を果たしています。
 

 性能について

 現在保有している他のUSB3.0ハブ(inateckの7ポートハブ)と体感スピードではそれほど変わりませんでした。これは現在私が使っているUSBメモリがいまだUSB2.0モデルのため、そもそもの転送スピードが遅いからでしょう。

 そのためベンチマーク(CrystalDiskMark 5.0.3 Shizuku Edition x64も利用させていただいています)では、どちらのハブを利用しても惨憺たる数字です。今後、USB3.0 対応のUSBメモリを購入しましたら、もういちどやり直してみたいと思います。

20151112-019
(右が今回レビューしている Satechi USB 3.0 Premium Alminum Hub になります。Sequential Write Multi の転送速度が Inateck 製のハブを利用した時より出ていません。)

 なお他の機器の充電中も転送スピードに変化は見られませんでしたし、動作は安定していると思います。
 

 注意するべき点は

 Amazonの商品案内に以下のような記載があります。

<ご注意> 2.4Ghzのワイヤレスデバイス機器(ワイヤレスキーボード、マウスアダプター)などは、USB3.0デバイスやハブに近いと動作しない場合があります。この場合USB2.0ポートへの接続をお勧めします。

 
 特にLogicool社製の製品とAnker社製の USB3.0ハブは相性が悪いという話を聞くのですが、Window 8.1 の環境で運用している SATECHI 社製の本商品と Logicool 社製のトラックボールでは、接続が切れたり干渉している様子は見受けられませんでした。

 私が使用しているのは、Microsoft 社製のワイヤレスキーボード Sculpt Ergonomic と Logicool 社製のトラックボール m570t ですが、ともに正常動作中です。

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 やはり個人的に気になるのは『本体左右からケーブルが飛び出してしいるので、ケーブルの取り回しが良くない』という点です。設置場所にサイズの制限がある場合には購入に注意が必要です。

 

 まとめ

【GOOD】
・7つのUSB3.0ポートがあり、一般的な人であればUSBハブはこの1台で必要十分。
・充電ポートが3ポートあり、スマホとタブレットに同時給電もできる。
・本体のデザインはシンプルでクール。マカーには特におすすめ。
・外装の素材感は非常に良い。

【BAD】
・本体左右から電源ケーブルとUSBケーブルが飛び出して設置場所を選んでしまう。
・セルフパワーの商品なのでバスパワーを希望している方は4ポートモデルを。
・あと1色でもカラーバリエーションがあれば。銀×白と銀×黒とか。
・お値段がプラスティック外装のチープなものと比べてお高い。

【一言コメント】
 デザインが気に入れば買って問題ないクールなUSBハブ。ただし、USBケーブルと電源ケーブルと2本のケーブルを取り回すため、設置には思ったよりも場所をとる。購入検討者は設置場所をしっかり考えてから。

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