おそらく最後のシティバンク プラチナカード取得記
シティバンク、シティカードとも売却も決まり営業譲渡の日もほぼ決定された中、無くなるというのであれば「欲しい」というコレクター心がムクムクと湧き上がってまいりました。夏の終わりに取得を決意してから取得するまでの流れを書き遺していきます。
『citibank』が『PRESTIA』に代わり審査の流れや条件が変わるかもしれませんが、今後『PRESTIA GOLD』や『SMBC信託銀行 プラチナカード』の取得を考えている方の参考になればと思います。
8/13 電話で citigold について問合せ
まずはシティバンク プラチナカード取得の第一歩であるcitigoldを目指すことにします。コールセンターに電話したものの対応してくださった男性にのらりくらりとかわされます。
私「定期が満期になるのでcitibankさんに預けさせていただこうと思うのですが、シティゴールドというサービスはまだやっているのでしょうか?」
男「ありがとうございます。是非当行をよろしくお願いいたします。シティゴールドのサービスはございます。資産運用などの助言を必要としており残高が1000万円を超えているお客様に、こちらからお声かけさせていただいております」
門前払いとしては完璧なお返事です。言外に「1000万円は十分条件でない」と言ってまいりました。
8/17 まずは必要条件を満たさねば! 1000万円積んでみます
他行満期の定期分と他の口座から合わせてなんとか850万円ほど捻出し、シティバンクに資金を集約して1000万円を積んでみました。
8/21 電話で citigold について再度問合せ
1000万円の必要条件を満たして再度挑戦です。今度の電話では女性につながりました。しかし今回の方がけんもほろろに突き放されます。
女「citigoldは、外貨や投資信託などの資産運用をされていらっしゃる方に主にご紹介しています。お幾ら運用の予定ですか?」
私「(ぐぬぬ)・・・夏のボーナスキャンペーンの必要条件となる300万円分ほど外債で運用したいのですが」
女「外債の取引には債券取引口座の開設が必要です。お客様はまだ債権取引口座が開設されておりません」
・・・・・・さすが外資系。何事もハードルが高いです。債券取引口座開設の資料を送ってもらうことにして電話を切りました。
8/28 債券口座開設のため支店を訪問
送ってもらった申込書に必要事項を記載して債券口座の開設に一番近くの支店を訪問しました。このためだけに半休ゲットです。受付で「債券口座の開設と住所変更に来た」旨を伝えると、すぐにバンカーが現れて恒例のブースに案内されます。
長い時間待たされる銀行に飼い馴らされている一般人としては面映ゆい対応ですが、すぐにブースに案内してくださるサービスは良いですね。ブースにつくと本人確認とアカウントをチェックされました。先日1000万円まで積みあげた残高をバンカーが確認します。
バンカー「シティゴールドにご興味はおありですか?」との案内の一言をすんなり頂きました。「最初から支店にくればよかったんだ」と思う一瞬です。しかしやはり「資産運用のニーズがあって我々のアドヴァイスを必要とするお客様に・・・」という案内もシッカリあるのでした。
要は「なにか金融商品を買ってください」と言うことでしょう。為替コスト以外にコストがかからなそうな米ドル建ての外債を買う予定でした。しかしこれから米国では利上げが進んでいきそうですし「債券で何かいいものがないか?」と取り扱いのある債券リストなど出してもらって悩んでいましたら、コストの高い米国債券クラスの投資信託を薦められました(天下のシティバンクにコストの安い投資信託などございません)。
今回の目的は『citigold』ですから涙を呑んで妥協し、紹介されたジャナス・フレキシブル・インカム・ファンドを購入予定とすることにします。債券の種類を固定せずに機動的に運用してくれるようです。成績も年間収益マイナスが設定以来13年間で2013年の1回だけ。管理報酬割れはマイナスとなった年に加えて2005年の2回だけと言うことで、大きなやらかしはないだろうとの判断です。2~3年放置して購入手数料(3.24%)を回収できればよいと思っています。
そして最後にシティプラチナカードの申込書を送ってもらうことにして帰途につきました。「行名が変わりますのでカード施策も変わるかもしれません。そのため支店にも申込書が残っていません。あまり積極的にお勧めしていないのですが・・・どうしてもと仰るなら申込書は本部から送るようにします。」とのことでした。今回はこれが目的なのでシッカリとお願いしておきました。
9/17 シティバンク プラチナカード申し込み書を投函
「忘れられたんじゃないかなー?」と思いながら待つこと約3週間。シティバンク提携カードの申込書を受け取りました。もちろん記入して即日返送です。審査に3~4週間かかることを考えると、citibank 券面での発行までには時間がありません。もたもたしている暇はないのです。
10/5 ダイナースクラブより電話あり
見慣れない電話番号から携帯に電話ありました。
男「ダイナースクラブカードです。ありがとうございます。カードの申込書が届きました。これはカードの変更でしょうか? 追加でしょうか?」
私「追加でお願いします」
男「発行手続き審査を継続します。なにか他に御用命のことはございますか?」
私「家族カードもETCカードもお願いしましたので他に問題はありません」
なぜかダイナースカードを名乗ってのお電話でした。それはともかく、これでどうやら発行は確実になったようですが、どうでしょうか。
10/15 シティカードオンラインに登録される
電話の後は毎日シティカードのサイトにログインして新規カードが登録されるか確認していました。15日の18時前に確認しましたら、「シティバンク プラチナカード」が登録されていました。これで発行は間違いありません。一安心して首を長くして待つフェーズに移行します。
10/21 シティバンク プラチナカード受領
ようやく念願のシティバンク プラチナカードが手元に届きました。銀行もカードも会社が変わりますので、今後のベネフィット変更の案内には注目していきたいと思います。
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